COSMOSさんにお願いして描いていただいた扉絵です。
ありがとうございました。M(_ _)M
    


  世界は確実に
     蝕まれていた・・・・・

創世の世、世界は黄金龍により創られ、銀龍により厚く守られていた。
夫婦神である黄金龍と銀龍。
その身を世界と変えた妻である黄金龍を、夫である銀龍は、常にやさしく包み込むように守っていた。

 時は流れ、その地に命の芽吹きが現れる頃、その守護は銀龍の手から、彼らの子供たちである、地龍、水龍、炎龍、そして風龍に移っていく。

黄金龍の世界は、平和な時の中、そこに息づくあらゆる生き物をやさしく包んでいた。


  が、人の世と移り変わり、数千年の時が過ぎる。
 その長い時の流れの果てに、人々は創世の神である神龍を忘れ、その神殿は忘れられ、守る一族も一人また一人と辺境の地を去り、荒廃の一途をたどっていった。 

Photo by (c)Tomo.Yun
(大木の写真)
 
 愚かの上に愚かさを塗り重ねる人々は、本来祭るべき神龍ではなく、利を呼ぶ黒龍を生み出し、それを祭るようになる。
利を与える代わりに人々を恐怖や混沌に陥れる暗黒魔龍であることも知らず。

 そして、その闇龍は一人の魔導師により具現化する。
彼は一時的に意識を封じた地龍である黄龍から取り出した心臓から黒龍を創り上げた。肉体を得ると同時に、神殿もろとも弱った地龍を隣国シゼリアの湖水地帯に吹き飛ばす闇龍。
美しく透き通っていたその湖水地帯は、一瞬にして闇の息により毒沼と化す。

人々の利欲を欲する信仰心でその力を勢いよくつけていく黒龍、それとは反対に、人々から忘れられた存在となった神龍である、黄龍、青龍、紅龍、緑龍の力はますます弱まっていく。そんな中、闇魔導師の手によって踊らされた龍騎士により、銀龍が命を絶つ。
龍騎士、それは、神龍の守護騎士であり、神龍を守るべき剣士、そして、神龍に傷を負わせることのできる唯一の人間でもあった。

 守り手であった銀龍をなくし、その深い眠りの中、金竜は悲しみに沈む。世界は荒廃し、確実に破滅へと向かっていた。  

 

 


/_/_/_INDEX_/_/_/
その1・少女剣士ミルフィー その2・森の中の一軒家
その3・戦神と殺人鬼?! その4・毒沼と惨劇
その5・裏切りの龍騎士 その6・超ウルトラスペシャル大パニック
その7・ドワーフの洞窟 その8・銀騎士2人(1)(2)
その9・銀龍の示した道(1)(2) その10・創世神話とおまけ
その11・歌姫ミルフィー その12・国都ガンデリア
その13・猫のボディーガード その14・湖底のネコの街
その15・グッドタイミング? その16・絶体絶命後の再会
その17・水龍の巫女と守護騎士 その18・水龍の神殿
その19・水龍の口づけ その20・水龍の歌姫
その21・リーカンファナ公国 その22・3対1の悲哀?
その23・炎龍の里? その24・炎龍との邂逅  
その25・ファンガスとジャミン その26・チビ赤龍とずっこけファンガス
その27・そして、ラード一人 その28・風龍の神殿
その29・銀龍の守護騎士 その30・銀騎士、ラード
その31・追ってきた男 その32・再会そしてそれぞれの旅立ち −完−
quzu恒例(笑)パラレル番外編劇場〜〜/^^;
但し青空に乾杯♪をご存じでないとわからないと思います。・・・/^^;
その32・[2]再会の選択、苦悩のカルロス その33・これがホントの大団円?
その34・さ〜、行ってみよっかぁ?・・・*yhajiさんが作って下さったBGM付です 聴いてみて下さいね
その35・新しい出会い その36・終着駅
     
 本当ならエンディングになるはずの最終決戦を先に書いてしまったという、まったくもってめちゃくちゃな展開になってしまった金銀に、最期までおつきあい下さり、ほんとうにありがとうございます。

あとは、[おまけ]として、思い出話や分岐パラレル話(また?/^^;)を書いていこうと思ってます。

引き続き金銀ワールド、青空ワールド、その他quzuのお話、絵本など、よろしくお願いいたします。
 m(_ _)m
   
  
その1−2? **番外編** 龍騎士様がやってきた!
yhajiさんが作って下さった曲を聴いて思いついたお話です。

龍騎士が片田舎の村に来たときのこと・・・
龍騎士が村にいるということを知った村長が歓迎のために村に四人いる音楽家を集めて即興演奏させて歓迎した・・・という設定で作ってくださったファンファーレです。

村人が歓迎してるのがよくわかる聴いていて楽しくなってくるとっても明るい曲です。

yhajiさん、素敵な曲をありがとうございました。 m(_ _)m

メインキャラご紹介
キャラ名 性別/年齢 職業/能力 解  説
ミルフィー
19
才位
魔法剣士
時々歌姫
創世龍である銀龍の頼みを引き受けて異世界からこの世界へ来た元気で朗らかそして凄腕の少女剣士。
そして、ひょんな事から身に付いた今一つの顔は、シゼリアのみならず近隣諸国の男達を魅了する?歌姫?
剣の技
風術
ラード
16
才位
剣士 ミルフィーがこの世界へ来た時に出会った青年。
ミルフィーとは喧嘩友達感覚?
剣の技
セイタ
10
才位
巫女? ラードの幼なじみで、ラードの父とセイタの祖父が旅に出たとき、ラードに頼んでいった為、面倒をみる事になった。父親がドワーフ、母親が人間のハーフ。
僧魔法
シモン
37
才位
剣士 何やら深刻な過去を背負っている剣士。
金さえ払えばどんな仕事でも引き受ける血も涙もない極悪人として有名だが、その実・・?
剣の技

 

 「金の涙銀の雫」の元ネタ(世界観)がゲームになりました! 
というより、SFC版ROGツクールで最初ゲームとして作ったのを、
このお話のバックボーンとして持ってきたのですが・・・・。

金の涙銀の雫の元・RPG「聖龍記」はここをクリック

 

金の涙銀の雫・イラストコーナー
イラストコーナーへ飛びま〜す
  
 

 『青空に乾杯♪』第二部?・・・いえ実は、ただ単に青空の主人公である少女剣士ミルフィーをこっちにも持ってきただけです。(爆

 ということで、青空が長期連載すぎて読む気もおきないとおっしゃる方、たぶん、これなら大丈夫ですので、どうか読んでやってください。お願い致します。M(_ _)M
勿論、青空を読んでくださってる皆様方も、是非、引き続きおつきあいの程を、心から御願い申し上げます。 m(_ _)m 

 ミルフィーのバックグラウンドを知ろうと思うとやはり『青空』を読む必要がでてきますが、予備知識ゼロでも構わないです。このストーリーには関係ありません。(たぶん)
ではなぜわざわざ持ってきたか・・・単にキャラに愛着がある!それだけです。(あほ


・・・そして、その27、最初は、「霧の大陸」というタイトルだけで、ラードが一人登場してくる前までの内容で、そしてそして、普通にそれから冒険話を書いていく予定だったのですが、いきなり闇龍を倒す場面に持ってきちゃいました。すみません、いきなり。m(__)m

女々しいと言われようがラードのメランコリック一人旅は続きます。たぶん・・・・で、思い出話の中にミルフィーやセイタが・・・/^^;
ともかく、その展開は、エンディングを書いてしまったからもはや自由っていうか・・・(それが目的か?/^^;

ああ、すっかり予定と違ってしまった。ごめんなさい。

で、予定と違ってしまったおまけといいましょうか・・・青空をご存じでないとわけわかめの展開になってきてしまった最終決戦が終わってから(事実上のエンディング)の展開。(その31から?)
わはははは・・・と笑うっきゃない、と狂っております管理人。/^^;
カルロス出しちゃったもんねー・・・・・。(滝汗笑

で、いきなりエンドに・・・/^^; でも、思いつき次第、パラレルおまけ話を書いていきたいと思ってます。
 

 

各ページのタイトル画像の背景にある大木は、
「ゆんフリー写真素材集」の写真を使わせていただいて加工しました。
Photo by (c)Tomo.Yun(大木の写真)

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