オリジナル絵本 
  -CGとショートショート-
 
 ぼくらアナザー座夢半探検隊? 
  

 不気味な洞窟内、蘭は迷子になった椎をさがして走り回ってました。

「椎く〜〜ん!!どこぉ〜〜?!」

夢のような不思議な出来事。そこは見知らぬ洞窟。

いつものように遊んでいたいつもの森。
不意に降り出した雨に、慌てて偶然見つけた洞窟へ駆け込んだ蘭と椎。

その洞窟の奥深いところで、落ちていた杖をみつけたことにより、魔法が使えるとわかった蘭。

 不気味な遠吠えが響き渡る洞窟内。
不思議な生き物に追いかけられ、はぐれてしまった椎を探して蘭は走る。

蘭:椎くん、こんなところにいたの?怪物が向こうから来るんだ!逃げるよ!
椎:え?怪物が?
蘭:うん!早く、椎くん!
椎:え?・・だ、だけど・・・
蘭:なにぐずぐずしてるんだよ?
椎:あ、あのね、蘭くん、この奥に卵から孵ったばかりの仔龍がいるんだよ。ど、どうしよう?怪物に食べられちゃうよ!
蘭:仔龍?
椎:うん。
蘭:よ、よし!それじゃ、怪物はぼくがやっつけてやるっ!椎くんは、下がってて!
椎:ほ、ホントに大丈夫なの、蘭くん?
蘭:だ〜いじょうぶっ!ぼくは世界一の魔導師だぞっ!


果たして近づいてくる怪物を倒し、蘭は、椎と仔龍を助けることができるのだろうか?

それは、みなさまの心の中に。


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