旅の途中、いつしか戦士は、王命であることも忘れていった。 その旅の先・・・いつか到達するであろうそこに、まるで恋人が待っているかのような、そんな感情を持つようになった。 今日も戦士は行く。1人、もくもくと愛馬を走らせ・・・まだ見ぬ世界を夢見、恋いこがれ、引き寄せられていくように。
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