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【 小さな大魔導師リッツ その4・真の魔王 】
〜Diablo Story No13〜



 「ロイドぉ・・なにしてるのぉ〜?気持ちいいのぉ〜?」
そこは、地下15階。幾度目かの激戦の後、水の中でバシャバシャしているロイドに目を留めたリッツがにこやかに聞く。
「な、何してるって・・見りゃ分かるだろ?落ちたんだよ!」
ロイドは、必死に水をかき分けながら叫び返す。
ロイドの落ちたところは、聖なる泉、精神力が回復する泉だった。
が、ともかくそこにあったのは、プール程の大さだった。
一口でも飲めば精神力が回復するから、いくらばたついていても疲れることはない。不思議な感覚。
が、実のところ、ロイドは、泳げれなかった。だから、疲れはしないが、溺死はありうることだった。
足をつくと丁度頭まで水で覆われてしまうため、ロイドは、必死に手足をばたつかせ、なんとか顔をだしている状態。
「リ、リッツ・・なんでもいいから、何か掴むものがないか?・・なければ、スカヤかボルガを呼んできてくれ!」
「そうなのぉ〜?でも、リッツ、面白い方がいいのぉ・・。」
きょとんとして、笑顔で答えるリッツ。
「お、面白い方がって・・オ、オレが今にもおぼれそうな事がか?」
怒る余裕もないロイドは、溺死を覚悟しなくてはならないのか?と思いながら、力の限り叫ぶ。
「うーーん・・それもつまんなくなるのぉ・・・」
焦りまくっているロイドとは反対にリッツは、悠々と考え込んでいた。
「リーーーッツ!」
疲れはしない・・しないが、身体はだるくなってきていた・・・おかしな事だが、疲労感はなくとも手足は動かなくなってくる。
そして、ロイドは、最後の叫びを上げた。絶望感と共に・・・。
「そうなのぉ!!」
と、リッツが両手をぽん!と叩いて、目を輝かせた。
「ロイドぉ!今お水をなくしてあげるのぉ!」
リッツのその声は、もはやロイドには届いていなかった。
急にその動きを止めた手足、その為、ロイドは、当然の如く、水中へ沈んでいった。
それを見ながら、リッツは、すうっと大きく息を吸い込むと、肺の中の空気を全て吐きだすかのように、勢い良く声を出した。
「ふぁああああ、い、ああああああああ、うぉぉぉおおおおおおおおるっ!」
−しゅごおおおおおおお!−
前方に突き出された両の手の平から、ものすごい熱風と共に真っ赤な火炎が吹き出した。
それは、ロイドの沈んだ泉を直撃する。
−ジュオオオオオオオ!−
水と火の戦いが起こっていた。当たり一面その蒸気で、視界はなくなっていた。
−ジュオオオオオオオ!・・・・・−
そして、数十秒後、その火がロイドに達しようとする直前、リッツはひゅん!
と軽くテレポートし、ロイドを救出した。

「う・・・う、うん?オ、オレは?」
「大丈夫かい?大変だったらしいね?」
ロイドの顔を覗き込んでいたのは、スカヤだった。
「オ、オレは助かったのか?」
回りを見渡しながら、ゆっくりと起き上がるロイド。
「ああ。リッツがね、泉を干して、あんたを助けたんだよ。」
「い、泉を干した?」
思ってもみなかった事を耳にし、ロイドは目を丸くして、スカヤを見つめる。
「ああ・・・」
くすっと笑うとスカヤは、彼女が見た事を話し始める。
「あたしとボルガがここへ来たときには、もう助け出した後で、リッツが心配そうにあんたの顔を覗き込んでいたよ。蒸気はほとんどなくなってたけど、まだまだここら一面すごい湿気と熱気だったんだよ。まるでサウナに入って
る感じだったね。」
「リッツは一体何をしたんだ?」
「ああ、その事なんだけどね。あんたを助ける為に、超特大のファイアーウォールを泉に放ったらしいんだ。」
「ファ、ファイアーウォールを?」
「ああ、遠くからちらっとそれを見たボルガが言ってた。見物だったってさ。
よくこの洞窟ごと燃え尽きなかったっていうくらいの勢いだったそうだよ。」
「・・・そ、そうか・・・で、リッツは?」
その情景を思い浮かべながら、ロイドは近くにリッツの姿が見当たらない事に気づいてスカヤに聞く。
「うん・・そのファイアーウォールが気に入ったらしくってさ、ボルガと一緒に奥へ進んでいったよ。」
「お、奥へって・・・いいのか?」
「あはははは!あんたを一人ほっておくわけにもいかなかったしね。それにあの炎を見ちゃ、止める必要ないってとこさ。」
「そ・・そうなのか・・だ、だが、奥には、闇の最高魔導師ラザルスが!」
一瞬安心したロイドだが、ラザルスのことを思い出し、さっと顔色が変わる。
「そんなに奥までは行かないと思うけどさ。ボルガがついてるし。」
「ま、まあそうだな・・。」
と、その時だった、リッツのはしゃぎ声が聞こえてきた。
「あーっ!ロイドぉ、気がついたのぉ?」
奥へと続く暗闇から元気一杯なリッツが姿を表した。
「あ、ああ。ありがとう、リッツ。おかげで助かったぜ。」
「うん!良かったのぉ。」
「ホントに大したもんだぜ、こいつぁ。」
リッツの後に続いてきたボルガが、呆れたように言う。
「奥の魔物共全て焼き殺しちまいやがった・・・。」
「す、全てって・・ラザルスは?」
ロイドとスカヤが目を見張って同時に言った。
「全てと言やぁ、全てだろ?あの炎の勢いじゃ、数時間消えやしねーしよ。
ま、燃えるものがなくなりゃー消えるだろうがな。その中で生き残ってる奴がいるとしやー、大したもんだと思うぜ。・・いや、そんな奴、いるわけねーと思うがな。たとえ闇の最高魔導師と言えども・・灼熱の業火の・・・地獄の業火っていうのが、あれくらいなのかもしれんが・・・あの中じゃあ、生きてるわけねえって!」
しみじみと考え深気にそして、確信を持って言うボルガ。
「そ・・そうなのかい・・・・。」
そう呟いたスカヤと共にリッツを見つめるロイド。
その視線を受け、リッツは、いつのも屈託のない笑顔を向ける。
「リッツ、とっても面白かったのぉ。」

 アークビショップ、ラザルス・・やはり彼も例外ではなかったらしい。
炎は数時間燃え続け、その後ロイドたちが入って行ったその奥には、至る所に焼け焦げた形跡があるのみで、何もなかった。
勿論、ラザルスの姿形も。
「ああーーー!こんな所にお絵描きしてあるのぉ!」
リッツが喜びの声を上げた。
声の方角へ走っていくと、地面に巨大な魔方陣が描かれているのを発見した。
血で描かれているのか真っ赤な線だ。
「わーーーい!」
リッツがその魔方陣でケンケンパ!と石を投げ入れながら、遊びはじめる。
「ロイドも、スカヤも、ボルガも遊ぶなのぉ。」
上機嫌のリッツは、ぴょんぴょん跳ねている。
呆れてみているロイドたちの目の前、その魔方陣の中心にリッツがジャンプしたと同時にその姿が消えた。
「な・・?」
慌ててその中心に駆け寄るロイド。
「うお?!」
と同時にロイドの姿も一瞬にして消えた。
「ってことはぁ・・・」
「転移の魔方陣だな。」
「だね。・・多分この先は、恐怖の魔王、ディアブロの祠、だね?」
「ああ・・・」
スカヤとボルガは、目配せすると、魔方陣の中心に向かって歩を進めた。

「わーーーーーーーい!かっこいい騎士さんが一杯いるのぉーーーーーっ!」
スカヤとボルガが転移したと同時に、2人の耳にリッツの嬉しそうな叫び声と笑い声が響いた。
2人は、苦笑いすると、その声の方角に走る。
「よ!遅かったな!」
「てやんでぃ!さっさと行っちまうお前が悪いんだ!」
予想どおり、リッツの近くにいたロイドと言葉を交わすボルガ。
「たくさんいるんだねぇ・・・。」
スカヤが、回りを取り囲もうとしている闇騎士と闇魔導師の軍団を睨んで言う。
「ああ・・・もて過ぎて困ってたんだ。少し引き受けてくれ。」
「あいよ!」
「いいとも!」
最後の激戦が始まろうとしていた。3人は、決死の覚悟を決め、軍団の真っ只中へと突進していった。
そして、リッツは・・・・
「きゃはははは!すっごくよく燃えるのぉ!・・」
相変わらずお遊び気分でファイアーボールを投げまくっていた。


「おい・・リッツは?」
「さあ・・・あの子のことさ、どっかで敵を燃やして遊んでいるんだろうけど・・ちょいと、こう多くちゃ、探しに行けれないね−。」
倒しても倒しても際限なく現れる敵。
最初の勢いは、徐々になくなり始め、疲労が重なってきていた。
加えて、魔法発動の精神力も、そして、体力もかなり消耗してきた。
手持ちの回復ポーションは、すでにない。


−キン!ガキン!−
どれほどの戦闘が続いていただろう・・ようやく手薄になった通路をひたすら走り、3人は、ディアブロがいるであろう、奥まった祠に来ていた。
「リッツ・・は?」
「いないな・・・」
「ここへ来るまでも見かけなかったよね?」
「ああ・・・」
3人とも肩で息をし、こうして会話をするのがやっとの状態だった。
「どうする?」
「一端戻る?」
「バカ言え!ここで戻ったら、元の目網だぞ。フロアはまた新たな魔物で埋め尽くされる。激減した今でなくて、いつ殺れるんだ?」
「そうだね・・・だけど・・・・」
「ああ・・・正直言って・・・自信はない・・・」
「・・後ろからも来たよ!」
スカヤが叫ぶ。新たなる追っ手が、彼らを討とうとしていた。
「入るしかないな・・・」
「そうだね。」
3人は目でお互いの覚悟を確認すると、祠の中に飛び込んだ。


−グオォォォォ!−
祠中の空気を震撼させ、何者かの侵入を察知した恐怖の魔王、ディアブロが咆哮する。
「ぐ・・・」
その闇の圧力に3人は圧倒され、前進を阻まれる。
「ここまで来たんだ・・・諦めるわけにゃいかねーぜ!」
渾身の力を込め、ボルガが一歩足を進めた。
−ボン!−
「ボ!・・」
ロイドとスカヤが同時に叫ぶ、が、後は、言葉にならなかった。
一瞬でボルガは、飛来してきた真っ赤な玉に飲まれ、消滅した。
−グオォォォォ!−
再びディアブロの咆哮が辺り一帯に響き渡る。
「そ、そんな・・・まだ蘇生の途中じゃなかったのかい?」
恐怖に捕らわれたスカヤが、震えながら呟く。
「やばいかもな・・・」
ロイドの全身もその恐怖で小刻みに震えている。
「が・・・進むしかないだろうな・・。」
ごくん!と唾を呑み込み、死を覚悟する。が、ただでは死なない。
一太刀なりともディアブロに!と2人は、意を決した。
「どうしたのぉ?どうして奥へ行かないのぉ?」
恐怖と緊張ですっかり固くなっていた2人に、リッツがいつものごとく声をかけた。
「リ、リッツ?」
ロイドとスカヤが同時に横に立って笑顔で2人を見ているリッツに気づいた。
「ど、どうしてって・・?」
リッツは何とも感じないのか?思わないのか?と、2人は、不思議思った。
たとえ、怖いということを知らない子供であっても、ディアブロの放つ、そ
して、この祠を満たしている瘴気を感じないわけない。それほどの魔の気なのだ。
「ここまで来たんだから、ごーごーなのぉ!」
ちょんとリッツが2人の背中を押す。
その途端、それまで恐怖と疲労に捕らわれ硬直状態だった2人の身体が自由になった。
「う、うお−!」
急に勢い良く前へ進み始めた自分の身体に驚いたロイドが声を上げる。
「な、何?ど、どうなったの?」
スカヤも少なからず焦っていた。恐怖心はそのままなのだが、身体だけが、すごく軽い。そして、どんどん前へ進んで行く。まるで引っ張られているように。

と、2人の目に巨大な魔物の姿が入る。
祠の奥、玉座に座っている魔物、それこそは、ディアブロ、恐怖の魔王・・
どす黒い血色の鱗で覆われた、巨大な邪龍・・彼らが世界を救うため、倒さんとしていたもの。
−ぐおぉぉぉぉぉぉーー!−
ディアブロが地の底を響かせて咆哮する。
「ぐ・・・・・」
ディアブロの血のような真っ赤な目が2人を捕らえる。
−ズズズズズズン!−
玉座から立ち上がったディアブロの姿は、再び2人を硬直状態にした。
「い、行くぞ、スカヤ!」
勇気を絞り出し、ロイドが叫んだ。
「オッケー!」
スカヤもそれに答える。
「やああああああああ!」
渾身の力を気を込め、2人同時に切りかかる。
−ガッキーン!−
−ブン!−
が、固い皮膚は2人の剣などものともしない。反対にハエでも払うかのよういディアブロに払われてしまった。
−ドスン−
後方へ飛ばされ、したたかに全身を打つ2人。
「・・・痛ぅ・・・」
「だめなのぉ・・それじゃ楽しくないのぉ・・・・」
「何?」
「え?」
リッツの声がしたと思った時だった、目の前のディアブロの動きがぴたっと止まった。
−ヴン!−
と同時に2人の剣が白く光る。
「ファイアーボーーール!」
リッツの特大ファイアーボールがディアブロの全身を包み込んだ。
ディアブロは、手を全身を振ってその炎を消そうとしている。
「今だ!」
そして、ロイドとスカヤは、ディアブロに向かって再度突進していった。後は何も考えず、無心となって・・・。
−ズシャッ!−
白い光で強化された2人の剣は、嘘のようにディアブロの身体に食い込んだ。
切り口から、どす黒い血が吹き出る。
「いける!」
殺れるかもしれない・・と思った2人の攻撃は、激しさを増していき、それはまたディアブロもそうだった。
−ブン!−
ボルガを一瞬で消滅させた魔球が飛び、鋭い爪のディアブロの手が、2人に延びる。
−ザクッ!−
そのあまりにも鋭い切れの為、スカヤが声をあげる間もなく倒れた。
「スカヤーっ!」
ロイドの叫びが祠にこだまする。
が、スカヤの様子を見ている間はない。一瞬でも気を抜けば、それは、ロイドの身にも降りかかってくることは、確実だった。
一太刀浴びせて、テレポートで後退、そして、間を図って攻撃。その繰り返し。


それが、どのくらい続いただろう・・・何時間とも感じられたその攻防が終わった時、荒い息をして、勝利していたのは、ロイドだった。
「や・・やったぞ・・・・。ディアブロを・・倒したんだ・・・。」
−ズザッ!−
呟くように吐いた後、ロイドもまたそこに倒れた。
「ふーーん・・結構あっけなかったのぉ・・・」
ロイドとディアブロの無残な姿の傍らに立ち、リッツがぽつんと言った。
そして、ゆっくりとディアブロに近づくと、にこっと微笑む。
が、その微笑みは、いつものリッツの純真な笑みではなかった。
それは、妖かしの笑顔。満足げに笑う魔の笑顔だった。
透き通っていた真っ青な瞳がゆっくりと妖しく赤みを帯びてくる。
「・・無様としかいいようがないね。それでも、恐怖の魔王なの?ディアブロ・・いや、兄さん・・・。」
その無邪気な声からは、到底予想できない恐ろしい言葉。
「な?」
今まさに黄泉へ旅立とうとしていたロイドの耳に意外な言葉が飛び込み、遠くなっていく意識の中で、ロイドは、耳を疑った。
「だいたい、助かろうと逃げるから、こんなところに封印されちゃったんだ。ボクみたくさっさと狩られて、その瞬間、つまり、魂まで消滅させられないうちに、転生しちゃえばよかったのに。後は、見つからないように、幾度となく転生を繰り返せば、そうすれば、ほら、自由なんだよ!」
もはや動く気配をみせないディアブロの横でリッツは飛び跳ねてみせる。
「だいたい人間なんてものは、レジスタンスの固まりなんだ。そこへ恐怖の魔王でございなんて顔をして復活する方が愚かなんだよ。ボクみたく利口に生きなくっちゃ!魔王ももう少し学習能力が必要だよね。どこでもそして、いつだってワンパターンでさ。復活を図っては、人間の勇者に倒される・・そんなのアホのやることだよ。」
くっくっく!と笑ってリッツは、ロイドを見る。
「結構しぶといからね、人間ってのは。やられてもやられても、次々に、新しい勇者が立ち上がる。格好の標的なんだよ、魔王っていうのは。」
そして、再びディアブロを見ると、ゆっくりと手を延ばし、額に刺さっているソウルストーン、それこそがディアブロの本体、それを剣でえぐり取る。
「それと反対にね、子供には隙だらけなんだよ。これっぽっちも疑うなんてことしないんだよ。純真無垢な子供にこそ、ね。」
−バリーーン!−
リッツの左手に握られたソウルストーンがいとも簡単に砕け散った。
「ふふふっ!安心して消えていいんだよ、兄さん。ボクが受け継いであげるから。この魔力も、そして、世界も!」
「リ・・リッツ・・・・」
これ以上ないであろう後悔と恐怖の中、ロイドは、深い闇に落ちていった。

「ふふっ!世界は、ボクのもの・・・全てボクの遊び場。壊したいとき壊せばいい。造りたいとき、好きに造ればいい・・全てボクの気分次第・・・。
そう・・ぜ〜んぶね。」

ソウルストーンの魔力を吸収し終え、リッツの顔が元の無邪気なそれに戻る。
「ん?騎士さんたちまだ残ってたのぉ?」
ロイドたちを追ってきていた数人の闇騎士の姿がリッツの目に入る。
「わーーーーい!」
一瞬たじろいだ闇騎士の集団の中心に駆け込んで行くリッツ。
「きゃっきゃっきゃ!」
洞窟に楽しげに遊ぶリッツの声がこだましていた。

    「・・・ボク、リッツ。よろしくなのぉ。・・・
            ・・・ねぇ、ボクと、遊ぼなのぉ・・・」

 



 〜E・N・D〜

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遙か昔、この世の統治を賭けた戦いあり。
そは、光と闇の戦いなり。
そは、闇の3兄弟、人間界への逃亡で終焉を迎えたり。

そは、世界を闇で包まんとした地獄の3兄弟
『恐怖の王、ディアブロ』『憎悪の王、メフィスト』
『破壊の王、バール』なり。

大天使タイレル、人間界の魔術師召集し、
組織「ホラドリム」を結成させん。
神器「ソウルストーン」与え、魔王らの封印を命じたもう。
然して、事は成就。
封印されし寺院、結社ホラドリムによりて守られん。

悠久の時の流れの中、ホラドリム、消滅し・・・・、
         
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