☆★ 隠し子発覚? ★☆

*** 特別番外編 絵師のアトリエにて その1 ***
 

これは、イラストを描いて下さっている箱さんのBBSで思いついた会話です。
最初頭に浮かんだのは、「その2」だったのですが・・・・、
いつものとごく、書き始めたらこれに変わってました。(笑
(少し手を加えてあります。)

ミルフィー>どこへ行ったかと思ったら・・・ここにいたの、カルロス・・・そんなに気に入ったのならもらっていったら?<フィアの肖像画
カルロス>なんだ、ひょっとしてオレを探していたのか?(にまり
ミル>そうよ、悪い?
カルロス>悪いなんて・・・は?・・ホ、ホントか、ミルフィー?(驚きと喜び
ミル>だってこの子、あなたを訪ねてはるばる塔までやってきたんだもん。探さないわけにはいかないでしょ?(背後にいた少年をカルロスの目の前に立たせる
謎の少年>あ、あの・・・ぼく・・・・・(もじもじ
カルロス>・・・な、なんだこの子は?(目が点状態
ミル>良かったわね、ぼうや。やっとお父さんに会えて。あとはお母さんの分まで幸せにしてもらうのよ。(少年に微笑む
カルロス>・・・・・な、なんだそれは?・・・・お、おい、ミルフィー、どういうことだ?(超焦りまくり
ミル>「お父さんに会いにいきなさい」ってお母さんの遺言だったんだって。じゃね、カルロス、大事にしてあげなきゃだめよ!(カルロスを見る視線は氷のように冷たく矢のように鋭い・・
カルロス>は?・・・う、うそだろ・・・・・(とも言えなくもないが・・・・一体誰との子どもだ?・・・)あ、いや・・・オレは・・・・・・(大パニック
ミル>まさか身に覚えがないって言って逃げるんじゃないでしょうねー?(睨み
カルロス>ち、ちょっと待ってくれ、ミルフィー・・・何かの間違いということだって・・・(ミルフィーの冷たい視線が心に突き刺さる
少年>・・・お・・おとうさん・・・(涙目
ミル>ほら、純真な子供を傷つけちゃダメよ。・・じゃね、カルロス。その子を幸せにしてやるのよ。間違っても非行に走らせないでよね。(自業自得でしょ?!
カルロス>(少年を見て)う・・・・(ミルフィーに視線を移して)待ってくれミルフィー、ご、誤解だって・・・詳しく聞けばわかることだ・・きっと(いや、本当に誤解がとけるのか?・・・話を聞いてもしもホントだったら・・・ど、どうする?(滝冷汗

ナレーター>明らかに動揺しているカルロスをちらっと見て、すたすたと下手に退場しようとするミルフィーをしばらくじっと見つめていたカルロスの声が追いかけた。

カルロス>そう思うのなら、・・・この子の母親になってくれ、ミルフィー・・・(懇願の目
ミル>なっ?!・・・・・(驚いて振り向く
カルロス>な、お前もそう思うだろ?(引きつりながらも少年に微笑む
少年>うん!ぼく、おねえちゃん、大好き!(にっこりと笑って元気よく嬉しそうに答える

ナレーター>さすが、転んでもただでは起きないカルロス!というか、事実を追求するのが恐いだけなのかもしれない。が・・・どうするカルロス?それで収められるのか?そんなんでは話は少しもにごらないぞ?!

ミル>勝手に言ってろ!オレは知ら・・・
少年>おねえちゃん・・・・(親鳥においていかれた雛鳥のような今にも泣き出しそうな心細い表情

ナレーター>少年にじっと見つめられ、それ以上言葉がでなくなったミルフィー。何しろこういった身の上話には非情に弱い。(カルロスのことは別にして)
ミルフィー、大ピ〜〜ンチ!天涯孤独となった少年の誘惑に耐えられるのか?いや、それよりもなによりも、そんなんでいいのか、カルロス?!プレイボーイの面子は・・誇りはどうなった?

注:本すじとは関係ありません。(笑

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