* ダイナソア・ピンポイントストーリー *
--プレイ雑記風ショートショート・・・--

 回復剤より復活剤! 
- プレイヤー(管理人)のリプレイ感想? -
 
最後の闘い、軍神との激しい戦いの最中、軍神の攻撃は容赦なく彼らを襲う。

「ぐっ・・・か、回復剤は・・・・・」
重症を負い、回復剤を服用しようとするワッツ。が・・・
「な、ない?すぐ取り出せるように腰袋に入れておいたはずなのに?」

「すみません、ワッツ。薬は大切に使うべきだと思って。一つにまとめさせてもらったの。」

「は?」
ワッツの横にエリスがにっこりと笑って立っていた。
「えっと、ちょっと待っててね。」

−ピコンピコンピコン♪−
ワッツの胸の上に置かれたなにやらみたこともない小さな小箱がまるで何かを測定しているかのように、音を出している。
戦闘の最中に何をやるんだ?とワッツは不思議に思いながらそれとエリスを見つめる。気が遠くなりそうな激痛の中で。

「もう精神力がほとんどないのね、ワッツさん。」
「あ、ああ・・・す、すまん、しょっぱなから飛ばしすぎたようだ。」
「そう。精神力があれば回復剤もいいけど・・」
「いいけど?」
「敵は強いわ。アイテムは大切に且つ有効に使わないとならないのよ。」
少し悲しげな、そして、申し訳なさそうに微笑んだエリスに、ワッツは恐怖を感じた。

「ぐわっ!」
その時、軍神の放った魔法弾が2人を襲い、エリスはぎりぎりでそれを交わし、そして、うずくまっていたワッツは・・・まともに受けてしまった。

「ワッツ!ワッツ!大丈夫?」
真っ青になってワッツに駆け寄るエリス。
が、大丈夫であるはずはない。魔法弾を受ける前にすでにワッツは瀕死の重傷を負っていたのである。

「待っててね、ワッツ・・今復活剤を!」


そして、ワッツは体力、精神力満タンで復活する。


そう!精神力がたっぷり残っているのなら、回復剤を使うのだが、精神力がゼロ、もしくはほとんどなかった場合、そして、パーティーにまだ余裕があれば、その方は昇天するまで頑張ってもらう。

ともかく、技攻撃が必要なのである。そして、その為には、精神力(正しくはTP/テクニカルポイント)が必要なのだから。

恐るべし合理主義エリス!・・・いや、そうさせているのはプレイヤー(管理人)なのだが・・・。/^^;




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