* ダイナソア・ピンポイントストーリー *
--プレイ雑記風ショートショート・・・--

 アナザーワールド・座夢半小学校七不思議 
その5 校舎裏にある今では使っていない飼育小屋に真夜中に行くと、巨大クモが
 「この飼育小屋ってどうして使わなくなってしまったんでしょうね?また使えるのに?」
「だから、巨大グモが出るからだろ?」
「だから〜、本当に出るかどうか確認しにきたんでしょ?」
怖々金網越しに飼育小屋の中を覗くヒースに仏頂面して答えるランディー。そして、そのランディーにヒルダが少し小馬鹿にしたように言った。
「ぼく・・クモって苦手なんですよ。」

「何かいた?」
「あ、ううん、何も。」
先にそこまで来ていたヒース、ランディー、そしてヒルダが、後からきたアッシュに答えた。
「ここは、やっぱりでまかせかな?」
「だと思うけど。」
そして、アッシュがその飼育小屋を持っていた懐中電灯で照らしたその瞬間、全員恐怖に染まって硬直した。


「ク、ク、クモ・・巨大クモだ〜〜〜!!!」
ヒースのその言葉につられて、全員そこから駆けだした。


しーんと静まり返ったそこで、落としていった懐中電灯に照らされ、飼育小屋の壁一杯に真っ黒は巨大グモの姿があった。


・・・事実は、昼間は明るくて気づかないだけの単なる壁のシミが偶然クモの形だったということだけらしいが・・・<教師談・・・本当に単にそうなのかどうかは・・・?
  


【戻る】