* ダイナソア・ピンポイントストーリー *
--プレイ雑記風ショートショート・・・--

 アナザーワールド・座夢半小学校七不思議 
その1 学校の外にある沼にはド●ゴンボールのうちの1個が沈んでいる。 ドラゴ●ボールを2個あつめるとドラゴンが現れ「機嫌が良ければ」イイ物をくれる
 「だけどさ、ド●ゴンボールなんてマンガの中の話だろ?」
「うん。それに、どこにあるっていうんだ?沼地の底なんて探せないし。もう一つはどこにあるのかぜんぜんわからないし。」
「う〜〜ん・・・」
これが一番興味のある話でもあり、そして、特殊アイテムが必須ということで、一番難解な噂だと全員思っていた。
「赤い玉とかって話もあるけど?」
「ゲートボールの玉じゃだめかな?」
「だめだろ?」
「玉入れの玉は?」
「もっとダメなんじゃない?」


そんなことを言いながら、8人は沼の畔を歩いていた。
「だいたい龍が出てくるなんてこともおかしいわよね?」
「そうそう。」
エリスとヒルダが意気投合していた。
「ねー、ねー、とにかく2つ集めて立ってみて出て来ればラッキーよね?」
「そうだな。実験してみよっか?ダメ元で。」
「うん。」


そして、考えつくド●ゴンボールらしき玉を2つそろえては、沼地の畔に立ってみた。


「あ〜〜・・なんかばっからしくなってきた。もう帰ろうぜ。」
「うん、やめよ、やめよ!」
「ヒース、行くぞ!」
「あ、うん!」


沼の畔に座り込んで、その時持ってきていたボールにドラゴンの絵を描いていたヒースは、オルリックに言われて慌ててみんなの後を追っていった。
あとに残ったのは、ドラゴンの絵が描いてあるボールが2つ。


−コロロロロ・・・ポチャン、ポチャン・・−
斜面というわけではなかったはずなのに、ボールは沼の中へと転がり落ちた。
  


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