* ダイナソア・ピンポイントストーリー *
--プレイ雑記風ショートショート・・・--
● アナザーワールド・座夢半小学校七不思議 ●
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「だけどさ、ド●ゴンボールなんてマンガの中の話だろ?」 「うん。それに、どこにあるっていうんだ?沼地の底なんて探せないし。もう一つはどこにあるのかぜんぜんわからないし。」 「う〜〜ん・・・」 これが一番興味のある話でもあり、そして、特殊アイテムが必須ということで、一番難解な噂だと全員思っていた。 「赤い玉とかって話もあるけど?」 「ゲートボールの玉じゃだめかな?」 「だめだろ?」 「玉入れの玉は?」 「もっとダメなんじゃない?」 そんなことを言いながら、8人は沼の畔を歩いていた。 「だいたい龍が出てくるなんてこともおかしいわよね?」 「そうそう。」 エリスとヒルダが意気投合していた。 「ねー、ねー、とにかく2つ集めて立ってみて出て来ればラッキーよね?」 「そうだな。実験してみよっか?ダメ元で。」 「うん。」 そして、考えつくド●ゴンボールらしき玉を2つそろえては、沼地の畔に立ってみた。 「あ〜〜・・なんかばっからしくなってきた。もう帰ろうぜ。」 「うん、やめよ、やめよ!」 「ヒース、行くぞ!」 「あ、うん!」 沼の畔に座り込んで、その時持ってきていたボールにドラゴンの絵を描いていたヒースは、オルリックに言われて慌ててみんなの後を追っていった。 あとに残ったのは、ドラゴンの絵が描いてあるボールが2つ。 −コロロロロ・・・ポチャン、ポチャン・・− 斜面というわけではなかったはずなのに、ボールは沼の中へと転がり落ちた。 |