Brandish4ストーリー・ガラハッド、謎の探求に神の塔を行く!

  

  
   「え?・・・つ、ついに、し、小生の出番ですか?ほ、ホントでしょうか?」
*はい、よろしいでしょうか?
「も、もちろんです!で・・・・・ちょっとお伺いしたいのですが・・・」
*はい、なんでしょう?
「あの・・・小生の話と言うことは・・あのおまけバージョンなのでしょうか?」
*おまけバージョンの方が良かったですか?
「え・・・?と、とすると、違うんでしょうか?・・ひ、ひょっとしたら、ディーさんやクレールさんたちのように?」
*はい、私はそのつもりなんですけど。
「おお〜〜!やりましたな〜・・・・苦節X年・・・よ、ようやく、塔へあがれるというわけですな?」
*でも、先生、きちんと登ってるじゃないですか?みんなと会ってるんだから?
「まー、一応そうですが、あれは友情出演的なものでして・・・」
*つまり主人公じゃないということ?
「ま、まー、そうなんですよ。ですから・・・・」
*は、はいっ?[いきなりぐわしっ!と手を握られ、驚く。(手の骨を折られるかも?)]
「よろしく、お願いします!」
*は、はい。(でも、たぶん寄り道が多いと思うけど)
「え?何かおっしゃいましたかな?」
*あ、い、いえ、別に。
「では、小生は・・ちょっと散髪でもしてきましょうかな?はっはっはっはっ!」
*・・・確かに冒険の主人公だけど、どっちかというと、からかわれ役なんだけどな〜〜・・。(汗

    
 
★Pre-story★


 ここはカルア砂漠にある神の塔と呼ばれる塔の地下にある街、『カルア』。見上げる限り高くそびえ立つその塔は、近年探検隊によって見つかったもので、現在この砂漠を挟んだ2つの国は、この塔の調査に躍起になっていた。
神の力が眠ると言われるその塔内部には、数々の魔物が徘徊し、調査は難航していた。
 両国はそれぞれの国内で絶対の権力を誇る教会を抱き込み、塔を聖域とすることで一般の出入りを禁止し、塔のどこかで眠っていると言われる神の力を手に入れようと画策していた。

そして、考古学会のつまはじき者のガラハッドは、調査隊に応募したものの、教会からも睨まれていたために即決で失格とされたため、調査隊の荷物に紛れ込んで、塔へ潜入した。
そこまではよかったのだが、ついうっかり眠ってしまった時かいた大いびきで気づかれ、危うく逮捕されかかったところを逃げ出したのだが、おかげで街区には手配書が回ってしまっていた。

それでも、それぞれが変わり者の多いカルアの街の住人たち。国から派遣された兵士や調査隊もしくは教会の人間でなければ、分かっていても誰もガラハッドを捕まえようとするものはいなかった。
  

  

イラストby箱さんm(__)m
  

 ということで、このお話は、Brandish4の各キャラとの交流を主体として、
神の塔制覇を目指すガラハッドの冒険記(?)です。

でも、あっちとこっちミックスした展開となってます。
プラス、勝手気ままな創作で・・・すみません。
   
◆ INDEX 
◆第一話◆道具屋アップルにて   ◆第二話◆シャハラザード・霊界からの願い
◆第三話◆キングスライム登場?   ◆第四話◆破壊魔人現る?
◆第五話◆巨体の効能?   ◆第六話◆水難の相?
◆第七話◆水域は肉食生物の宝庫?   ◆第八話◆殺人光線の雨の中の撤退

 

   ★☆ タイトル、Shall we dance? 命名由来(笑 ☆★
    
幽霊嫌いであまり白骨体を調べることを好まない風変わりな考古学者ガラハッド。
しか〜〜し、それに反して幽霊は結構彼を気に入ってたりもする。

大柄で拳法家として鍛えた筋肉質の立派な体躯。とても頼りになりそうに見える。だが、その見た目とは正反対に、少し気が小さくおっちょこちょいでもあった。それでも、根は親切で律儀な彼は、そこがまたかわいいと、特に女性の幽霊に人気があるらしい。

何か気がかりを残してきたことがあるのなら、ガラハッドに頼むのが一番だと、もっぱら霊界では有名なのだとかなんだとか?

事実は全く持って不明だが、ともかく・・・・

『Shall we dance? Mr.Ga・・・・あ、あら、逃げちゃった?』

  ★今日も学者先生に幽霊のお誘いがかかる。(爆★



【Brandish・INDEX】